ヘルプノートを書く
エクスポート / インポート(PDF・Markdown)
monthlet 1.2.0の内容です。
ノートは外部形式に書き出したり、外部の Markdown を取り込んだりできます。
- エクスポート: PDF(印刷・共有用)/ Markdown(他のツールへ持ち出す用)に書き出せます。Markdown は frontmatter(タイトル / タグ / 作成・更新日時 / ピン / アーカイブ)を先頭に付け、見出しは H1〜H6 をそのまま保ちます。チャートは元データの表・ダイアグラムは ```mermaid・数式は $$…$$・callout は `> [!type]`・動画/音声/埋め込みはリンクとして書き出し、情報を捨てません(取り込みと往復できる形)。frontmatterの先頭には種別を表す`type`を付けます(ノートに無ければ`type: Note`)。OKF(Open Knowledge Format)の形式として読める形です。
- Word(.docx)への書き出し: ノートの「…」メニュー →「エクスポート」→「Word (.docx)」で、Wordで開ける文書にできます。見出し・段落・箇条書き・番号付きリスト・チェックリスト・引用・コード・表(セルの結合を含む)・画像・リンク・太字や斜体・文字色・下線は、Wordの書式のまま編集できる形で入ります。チャート・図・数式・数値カード・進捗・カンバンなどは、見た目のまま画像として入ります(Wordの中では編集できません)。
- インポート: 既存の Markdown ファイル、または Markdown ファイルが入ったフォルダを monthlet ノートへ変換してインポート(取り込み)できます。フォルダのインポートでは「ファイル名を保持する」をオンにすると、本文タイトルでリネームせず元のファイル名のまま変換します(Obsidian の YYYY-MM-DD.md → YYYY-MM-DD.html など、日付ファイル名の規約を保ちたいときに便利)。インポートは、サイドバー上部のインポートボタン、またはノートを開いて右上の「⋯」メニュー →「インポート」から始められます(インポート先は、サイドバーで選んでいるフォルダです。選んでいなければ開いているノートのフォルダ、それも無ければ Vault の一番上に入ります。ノートが 1 つも無いフォルダでも、選んでおけばそこへ取り込めます)。Windows では、インポートボタンや「インポート」を押すと「ファイルをインポート…」「フォルダをインポート…」のどちらかを選びます(macOS は 1 つのダイアログでファイルもフォルダも選べます)。
- mermaid 図の昇格: 取り込む Markdown に ```mermaid のフローチャート(flowchart / graph)やマインドマップ(mindmap)が含まれていると、自動でダイアグラムブロックに変換されます。ノード形状(矩形・角丸・菱形・円)と矢印ラベルも引き継ぎます。対応しない記法(シーケンス図など)はコードブロックのまま安全に取り込みます。
- callout の昇格: Obsidian の `> [!note]` / `[!tip]` / `[!warning]` / `[!danger]` などの callout は、対応する種別の callout ブロックに変換されます(タイトル省略時はタイプ名がタイトルになります)。通常の引用(`>`)はそのまま引用ブロックとして取り込みます。
- Obsidianのvaultから移るとき: 移るものは、ノート(Markdown)・フォルダの階層・frontmatter(タグのほか、aliasesなどのキーも残ります)・[[ノート]]と[文](ノート.md)のリンク(取り込んだノートへ張り替えます。aliasesの別名でも解決します)・![[画像]]などの添付(取り込み先へコピーします)・mermaidの図・callout・==ハイライト==・脚注([^1]は上付きの番号で表示します)です。移らないものは、Canvas(.canvas・終わったときに「取り込まなかった形式」の数に出ます)・Dataviewなどプラグインの集計(コードのまま残り、実行はしません)・![[ノート]]の埋め込み(リンクになります)です。
- リストの取り込み: 入れ子(字下げ)になった箇条書き・番号付きのリストは、階層を保ったまま1つのリストとして取り込みます(親が箇条書きで子が番号付き、のような組み合わせも保ちます)。ノートの画面では、リストの項目でTabを押すと一段下げ、Shift+Tabで一段上げられます(空の項目でBackspaceを押すと、まず一段上がります)。チェックリストの入れ子は階層をなくし、子項目は全角スペースで字下げした1項目として並びます(チェック状態は保ちます)。タスク(- [ ] / - [x])と通常の項目が混在するリストは全体がチェックリストになり、通常の項目は未チェック扱いです。
- wikilink の内部リンク化: Obsidian の `[[ノート名]]` / `[[ノート名|別名]]` は、取り込んだノート群と既存ノートから同名のノートを探して monthlet の内部リンク(クリックでそのノートが開く)に変換します。フォルダ一括取り込みではフォルダ内の相互リンクも解決します。見つからないノートへのリンクは `[[...]]` のまま残します。`[[ノート名#見出し]]` は見出しアンカーを外してノート本体へリンクします。
- embed(添付の埋め込み)の取り込み: Obsidian の `![[画像.png]]` / `![[動画.mp4]]` / `![[音声.mp3]]` などは、取り込み元から添付の実体をノートのフォルダにコピーし、画像・動画・音声ブロックとして表示します。PDF など非メディアの添付はクリックで開けるリンクになります。`![[ノート]]`(ノートの埋め込み)は monthlet に対応ブロックが無いため内部リンクへフォールバックします(上記 wikilink と同じ解決)。添付の実体が見つからない・コピーできない場合も同じく画像などのブロック(非メディアはリンク)になり、取り込み結果の「見つからない参照」に数えられます。該当ノートの添付欄から貼り直せます。
- 見つからない参照の表示: 取り込みの結果に「画像などの見つからない参照」の件数が出ることがあります。ノート自体は取り込めていて、本文が指している画像などの実体がインポート先に無い、という意味です。インポート元のフォルダ配下にそのファイルが無いのが主な原因です(Obsidian の `![[画像.png]]` と標準の `` のどちらの書き方でも同じように数えます)。該当ノートを開くと、下部の添付欄に「見つかりません」と出るので、そこから貼り直せます。
- インポートしなかったファイルの表示: フォルダのインポートで扱うのはMarkdown(.md・.markdown)だけです。フォルダの中にEvernoteの書き出し(.enex)・Excel(.xlsx)・CSV・テキスト・Word・HTMLなどの文書があると、結果に「次のファイルはインポートしていません」と、拡張子ごとの件数が出ます。ExcelとCSVは、1つずつ選ぶとスプレッドシートとしてインポートできます。画像やPDFなどの添付は、ノートから参照されていればノートと一緒にコピーされるので、ここには数えません。
- 数式の昇格: `$$ … $$`(独立した行のブロック数式)は数式ブロックに変換され、KaTeX できれいに表示されます。文中に混ざった `$ … $`(インライン数式)も同じく数式として描画されます。`$5` のような通貨表記は数式扱いしません。
- 未知の frontmatter キーの温存: タイトル / タグ / 作成・更新日時 / ピン / アーカイブ以外のキー(Obsidian の status / aliases / related / cssclass など)も取り込み時に破棄せずそのまま保持し、Markdown へ書き出すと同じキーが復元されます(往復してもメタ情報が失われません)。フラットな値・真偽値・リスト(配列)に加え、入れ子の値(OKFのsources・generatedなど)も保ちます。related などに書かれた `[[ノート名]]` は文字としてそのまま保持されます(この frontmatter 内のリンクは内部リンクには変換しません)。
monthletはmacOSとWindowsで無料で使えます。
monthletをダウンロード